モラハラ加害者と離婚したいのですが、どうしたらいいですか?

  
弁護士法人デイライト法律事務所 代表弁護士保有資格 / 弁護士・税理士・MBA

モラハラを受け続けて、心身ともにボロボロになってしまった方、もうこの人と一緒にいるのは限界だと感じた方は、モラハラ加害者と離婚したいと考えることもあると思います。

しかし、モラハラ加害者と離婚するにあたって、気をつけなければならないことがあります。それは、離婚の話し合いをする間も、相手方のモラハラが止むことがないという事実です。

 

夫婦のイメージ画像話し合いの最中にも、相手から様々な圧力を受けることになるでしょう。

「自分は努力しているのに、お前には我慢が足りない。もう少し頑張ったらどうだ。」
「自分勝手だ。」
「これからのことを真剣に考えるのなら、このような行動はできないはずだ。」
と言われて、プレッシャーをかけられるかもしれません。

また、モラハラを受け続けてきたわけですから、相手方と同じ空間にいるだけで動悸が治まらないかもしれません。

 

モラハラ加害者は、自分の思い通りにならないことがあると、攻撃的になりやり返さないと気が済みません。

そして、どのような手段を講じてでも(たとえ、嘘をついてでも)自分が優位に立とうとします。

結局、相手に言いくるめられたり、プレッシャーに耐えられなかったため、相手の思うがまま離婚の話が終わってしまったり、また、憂鬱な日常に戻ることになることもあります。

 

モラハラ加害者との離婚の話を進めていくためには、相手と同じ空間にいない、つまり別居を開始することが重要となることが多いです。

もちろん、勇気のいることだと思いますし、失敗したらどうしよう、報復されたらどうしようという気持ちになると思います。

そのため、離婚することを決意し、いざ相手方と別居を開始し、離婚の話し合いを進めるにあたっては、他の人の力が必要になることが多いです。

 

・別居に際し、どのような物を持ち出したらよいかなどの助言をしてくれる人

・別居後、自分では相手と離婚の話をすることが怖いため、代わりに話し合いをしてくれる人

・今後の生活のためにも、自分の代わりになって離婚条件を整えてくれる人

が必要です。
相談室の画像

弁護士は、代理交渉をすることができますので、モラハラ加害者との離婚に際して、あなたの代わりに協議することができます。

また、離婚調停、離婚訴訟においても、サポートをすることができます。

モラハラ被害者の方の中には、「お金も養育費もいらないからとにかく離婚したいです。」「相手から逃れることができるのであればそれで十分です。」と言われる方もいらっしゃいます。

しかし、離婚後もきちんとした生活を送るためには、離婚条件も重要ですので、この点でもできる限りのサポートをいたします。

 

当事務所には、モラハラを受け続けてきたため、自分の力ではどうしようもないと悩まれてご相談、ご依頼される方が多数いらっしゃいます。

悩まれている方は、一度ご相談いただければと思います。

 

 

  








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