モラハラ被害者が行うべきことはなんですか?
1人で悩まないこと
言葉の暴力を受けている被害者の方は、無力感に苛まれています。
多くの方は、現状を変えることを無理だと感じておられます。
しかし、勇気を持って行動すれば、必ず状況は変わります。決して諦める必要はありません。
そのために、すべきことは、まず、1人で悩まず、専門家に助けを求めてください。
専門家への相談は、敷居が高いと感じられているかもしれません。
しかし、モラハラ被害にくわしい専門家であれば、あなたの悩みをていねいにヒアリングして、状況に応じた適切なアドバイスをしてくれるはずです。
情報を得ること
加害者との離別後の生活設計のためには、収入や生活費についての見通しを立てる必要があります。
また、離婚となると、離婚が認められるか、親権、養育費などの法的知識も必要となります。
当事務所では、これらの情報について、ホームページを通じて情報を発信しています。
離婚後の生活設計や法的知識についてはこちらをごらんください。
しかし、必要な情報を入手する、もっとも望ましい方法は、離婚問題に精通した弁護士に実際に相談し、アドバイスを受けることです。
ホームページや書籍等の情報は、あくまで一般的な説明です。
相談者の方が置かれた個別、具体的な状況に応じて、最適な方法は異なります。したがって、直接のご相談をおすすめします。
別居すること
情報を得た後は、なるべく早く、加害者と別居しましょう。
別居のタイミングは、身体的暴力の有無、脅迫の有無等の加害行為の程度や、被害者の方の準備の状況等で異なりますが、専門家と打ち合わせをして、できるだけ早く、別居できるようにしましょう。
別居して、加害者との物理的距離を置くことで、心と体の健康を取り戻すことが大切です。
なお、当事務所では、モラハラ被害者の方のために、特別に別居サポートをご用意しています。
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